コンクール2013冬

ひーどん

2013年12月25日 20:07

今年も、カワイのコンクールが怒涛のように終わりました。

子どもコンクールピアノBコース一名、音楽コンクールBコース一名、歌コンクール1,2年の部一名、3、4年の部二名。なので、3日間、Uホールに通い続け♪何が大変かって言ったら「聞くだけ家族を間に合うように起こす!」でした

毎回、子ども達の演奏。しかも「コンクールに出るぞ」って決めた子たちの演奏は「深く追求してある演奏」なので、ホントにお勉強になります。ただ弾くだけでは結果につながりません。ふか~~くふか~~く追求することはもちろん、コンクール以外の時の普段の練習の積み重ねも本当に大事です。

せっかくなので、審査員の先生からの総評を。ピアノこどもBコース、

「曲の題名を想像して弾くともっと良くなる」

「弾く前にテンポをきちんと数える習慣を」

「椅子の位置、高さ、深さ、だんだん身につけて行けるように」

「二曲弾く場合、一度膝の上に手を置いて考えてから2曲目を弾くように」

「題名に合ったアーティキュレーションを」

ということでした。このコース、Kちゃん、入選おめでとう♪

ピアノコンクールBコース

「コンクールはひとつの曲を深く追求して成長して行くもの。準備不足のため完成度が低い子が多かった」

「題名にふさわしいかよく聞いて。1)音がちゃんと出ているか2)いい流れで弾いているか?拍感、テンポの確認
3)変化があるか?音楽は時間の芸術です。4)よく聞いて練習しているか?と国、ペダルは音を聞くことが最優先」とのこと。

総評、きびしいけれども、次にこう繋げていきたいというのが分かりやすくて、ありがたいです。きっと、自分のレベルからあまりかけ離れている曲を選ぶのはよくないんだろうなあと、感じました。

ハイレベルの演奏の中、Tくんおめでとう!

歌コンクール(同じ審査員の先生なのでまとめて)
なめらかに歌っていたのが良かった。歌詞を呼んで家庭でたくさんお話をしてあげると、もっと変化のある演奏が出来る。

学年が上がって呼吸、レガートがものすごくよくなっている。詩の朗読をたくさんしよう。

表現しようとしていた子がたくさんいたのが良かった。

音楽をやるためには音楽に限らず幅広い経験を積もう。

との事。

歌のコンクールはとっても面白くて、声、歌い方にどんどん個性が出てくるんですよね。ものすごい「好き」な演奏がたくさんあって、ちょっと泣けてきたりもしました。
それが「賞に繋がってる」わけじゃないのが、歌って難しいなあって思います。この子行ける!超感動したって思ってた子が選に漏れてて、びっくり♪うちの生徒ちゃんも、レッスンの時よりも声が通っていたし、表現も出来てたんだけど・・・。今回は残念でした。でも、伴奏しててウキウキしたの。子どもたちも、歌ってる時楽しかったみたいなので、良かった。

もちろん、二人とも悔しいなっても思ってくれてて、それも嬉しい。ちゃんと練習したから悔しいって思えるんですもの。ものすごい精神的に成長したね。

コンクールは、ガッツリ音楽に向き合わないといけないので大変ではあるんだけど、子ども達の成長が嬉しいから、これからも声をかけて行きたいなと思っています。